2015年11月11日水曜日

11/4綱町三井倶楽部 建物探訪 



先日、11/4に関東甲信越IC協議会・インテリアセミナーで訪れた
「綱町三井倶楽部」ですが、歴史的な建物 でとてもインテリアの勉強になる
素晴らしいものでした。

  正統派のクラシック様式で、カーテンのスタイルや柱・モールディングの装飾、
壁紙、家具、照明・色使いなど、どれも繊細です。
これまで社交場として、国内外のVIPをお迎えした豪華なつくりになっています。

普段は会員や婚礼の方しか入る事が出来ず、なかなか見ることが出来ない
貴重なものなので、写真多めで皆さんにご紹介したいと思います。
ホームページ⇒★ 



本館は、大正2年に英国の著名な
建築家ジョサイア・コンドルにより設計されたものです。
西洋建築の傑作と言われており、
築100年とは思えないほど、きれいな状態で残されています。


これは本館の正面から見た外観です。

エントランスの壁にはステンドグラス。

玄関ドアも素敵なステンドグラス。

庭園から見た建物外観。
緑の芝生が広がり、噴水のある
広大なお庭です。

建物外観 庭園側のアップ。
外観にもクラシカルな装飾が施されています。

噴水のある西洋庭園を上から見たところ。

西洋庭園からずっと階段を下りていくと、なんと日本庭園が!
ここは江戸時代から続いているようですよ。
鯉がたくさん泳いでいました。
ちょっとした都会のオアシス。
癒されます(#^^#)

さて、建物内部に入ります。
正面玄関を入ると広いロビーの
丸い吹抜が目に入ります。
見上げると、そこにはずっと上の方に
繊細なステンドグラスが。
万華鏡みたいで、とてもきれいです。

 
ロビーにはアンティークな古時計。
広間へ続く扉の上にはクラシカルな
モールディング。

ホールの隣、イエローが基調のサロン。
イエローの縦ストライプの壁紙に、
輸入住宅で良く見かける白の腰壁。
モールディングの施された天井etc…。

照明は大ぶりのシャンデリア2灯をメインに、アンティークなシーリングライトが
補助灯としてついています。

 
ドレープカーテンは壁紙と同系色のイエロー系。
スワッグのバランステールのついた、
クラシックスタイルで、ゴージャス!!

こちらはターコイズブルー系の
ダマスク柄壁紙のサロン。
 地模様のように、光の角度で柄が
浮かび上がります。

クラシック柄の張地のソファが、
大理石調の暖炉を囲むように並んでいます。

こちらはスモーキーな水色の クラシック柄壁紙のサロン。 やっぱり白の腰壁があります。
懇親会会場となった大食堂。 くすんだピンク系とブラウン系の アンティークな雰囲気です。
ピンク系マルチストライプのカーテンと タッセル。
階段はワイン色のカーペットが敷かれており、 大きなステンドグラスの窓で 教会みたい!


お次は2階です。











こちらは音楽室で、 キリスト教の式場のようです。 ゴージャスな雰囲気にうっとり…








長々とご紹介しましたが、普段なかなか見る機会の少ない クラシックインテリアを楽しんで頂けましたか? これからも良い建物・インテリアを見つけたら、ご紹介していきたいと思います。
(レポート/岸田)